JIS Q 9001:2000年版移行に関する対応について
JIS Z 9901/9902/9903:1998年版(ISO 9001/9002/9003:1994年版)が本年12月に廃止となります。
その対応については、財団法人日本適合性認定協会のホームページをご参照ください。
[ISO9000s愛媛県内認証取得企業リスト]
よくある質問 品質管理についてのあれこれ
■ スイスに本部を置くISO(International Organization for Standardization:国際標準化機構)が定めた、企業の品質保証体制についての複数の規格の総称で、 1987年に制定され、1994年に第1次改訂がなされました。なお、2000年に2回目の改訂がなされました。ISO9000、9001、9002、9003、9004と分かれていましたが、認証用の規格としては、ISO9001のみに統一されました。他の規格は、ISO9001の認証取得にあたって、指針となる内容が盛り込まれています。

   ◇ISO9001   品質マネジメントシステム規格
   ◇ISO9000  重要な用語集
   ◇ISO9004  パフォーマンス改善の指針
   ◇ISO90011 監査の指針


■ ISO9001の特徴
@ 品質に関するマネジメントシステムについての規格であること(製品規格ではないこと)
A 購入者から見て、安心して買うことができるための、供給者が守るべき事項を定めた外部品質保証規格であること
B 供給者が、この規格を満たしているか否かを、第3者である審査登録機関が審査する審査登録制度があること
■ 日本的品質管理との大きな違い
@ 購入者の立場に立った全社的な品質保証のためのしくみが求められていること
A 組織の責任と権限の明確化
B 管理手順の文書化
C 独立的な内部監査システムの導入

ISO9001の要求事項

品質マネジメントシステム 4.1 一般要求事項
4.2 文書化に関する要求事項
経営者の責任 5.1 経営者のコミットメント
5.2 顧客重視
5.3 品質方針
5.4 計画
5.5 責任、権限及びコミュニケーション
5.6 マネジメントレビュー
資源の運用管理 6.1 資源の提供
6.2 人的資源
6.3 インフラストラクチャー
6.4 作業環境
製品実現 7.1 製品実現の計画
7.2 顧客関連のプロセス
7.3 設計・開発
7.4 購買
7.5 製造及びサービスの提供
7.6 監視機器及び測定機器の管理
測定、分析及び改善 8.1 一般
8.2 監視及び測定
8.3 不適合製品の管理
8.4 データの分析
8.5 改善

ISO9000シリーズの導入はますます必要に!!

日本において、当初は電機・電子など輸出型産業を中心に導入が進められましたが、 今では、国内活動が中心の製造業、建設業、サービス業、小売り業、さらには病院、地方自治体にも広がっています。このように、ISO9000シリーズの導入が広範に及ぶようになったのは、かつての「海外企業からの要請」「海外取引の円滑化」といった理由から、「品質管理のためのしくみの見直し」「顧客満足度の向上」「経営管理体制の強化」さらには「競争上の優位性確保」などの手段として、積極的に活用されるようになってきたからだと考えられます。

誤った導入システム維持に苦しむことのないように

ISO9000sを導入した企業のなかに、「管理が大変になり、仕事がはかどらない」「余計な仕事が増えたが、規定で要求されているからやらざるを得ない」といった不満の声が聞かれることがあります。それは、誤った導入によるものです。
ISO9000sの導入は、認証取得が目的ではなく、品質保証のためのシステムをしっかりと作り、顧客の信頼を得ることが目的です。そのためには要求事項の内容やねらいを正しく理解し、自社の業務に適したシンプルで効果の上がる方法を採択していくことです。

Copyright (c)1999-2002,All Rights Reserved
Send your comments and/or suggestions to iso@air.ne.jp